先日亡くなり、
おととい、お通夜でした。
101歳、
1世紀も生きたんだね。
戦後の時代に、
8人も子どもを産んで育てて、
90歳まで、
台所で料理も作って、洗濯もして、生活していたおばあちゃん。
腎臓や、心臓が悪くなって、
入院してからは、
会いに行くたび小さくなっていて、
手足もどんどん細くなった。
会話ができなくなっていって、
私のことがわからなくなっていって、
意思疎通ができなくなっていった。
お通夜のときに、喪主の挨拶で、
おじさんが思い出を話してくれた。
『夏清掃のお兄ちゃんたちに、アイスキャンディをあげていたところを見かけた。
清掃のお兄ちゃんたちは、
いつもニコニコしていて、
毎回、コーヒーやお菓子くれて
優しくしてくれるおばあちゃんは、
うちらの楽しみなんだと話してくれました。
そういうことを、
自然にできるおばあちゃんだった。
本当に偉いおばあちゃんだった。』
わたしにも、そうだったな。
遊びに行くというと、
うばぐるまひいて、近くのスーパーまでいって、
お菓子をかい揃えて待っててくれたな〜
亡くなる数日前に、
病院にお見舞いにいったら、
手にミトンをはめられていて、
(いろいろ繋がった管を抜いてしまわないように)
母親がかわいそうだからと、
看護師さんに外してもらうようにお願いした。
呼びかけても、意識もあるかどうかわからないくらいだったのだけど、
ミトンを外した瞬間に看護師さんに、
か細い声で、
『ありがと』といったおばあちゃん。
びっくりでした。
おばあちゃん、ありがとうね。
本当に
優しいおばあちゃん、
大好きです。
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