小さい頃に習っていたピアノ教室に、憧れのお姉さんがいた。
可愛くて、ピアノも上手で。
そのお姉さんが、幼稚園の先生になるって聞いて、わたしの夢は、幼稚園の先生って決まった。
もうずーっと昔からそう決めてたから、
違う職を考えることもなかった。
実際に、それから10年、幼稚園と保育園で働いた。
朝からよる遅くまで、自分のことは二の次で、
必死に働くってことに、
疑問を持つ余裕すらなかった。
疑問を持つ余裕すらなかった。
がむしゃらに働いたら、
休みの日には、買い物したり、旅行に行ったり。
がむしゃらに稼いだ分、たくさん使い、浪費する生活。
その楽しみの為に、
仕事は我慢するものだって、
いつからかそう思うようになってた。
そんな生活を続けていたら、
体が不調のサインを出した。
気持ちもバランスを崩してしまった。
それをきっかけにヨガのクラスに参加するようになって、
ヨガをしながら、先生がくれる一言で、
すごく、気持ちが落ち着いて、
心が軽くなった。
それからは、いい出会いとタイミングでここまできた。
ヨガは、好きなこと、
保育士は生活するための仕事って割り切って、
保育士とインストラクターとの掛け持ち生活を始めてから2年半。
また気づいたら、
バランスを崩していたころの生活に戻ろうとしているなってふと、思って。
本当に自分が望んでしている仕事かどうか、
誰かに伝えたいことがあったり、
こうしてあげたいって思いがあるかどうか。
ただお金を稼ぐだけじゃなくて、
はたらくって、そういうことなのかもな。
もしかしたら、自分にとって、これが一番だいじって、
自分が一番価値をおいていることを守るために、働いている人もいるのかもしれない。
わたしは、そんなこともぜんぜん頭になくて、
ただ漠然と働かなきゃって、そのことに執着する気持ちが、
きっと自分を追い込む1番の原因だったんだ。
必要なものは、必要な分だけでいい。
それに、きちんと整理したら、
必要なものは、そんなに多くない。
いろいろ遠回りしたけど、
保育士の仕事はもう、しばらくお休みしようと思っています。
保育士をしてるときの自分も嫌いじゃないなって思えたのは、
ヨガをはじめたおかげ。
子どもたちとヨガをすると、世界が広がって、型にはまってたものが、緩くなるから、
だから、きっと、どっちもつなげられたら最高なはず。
しばらくは、少し時間を作って、
自分の生活や働かき方を見直そう。
立ち止まる余裕が持てるくらい、
時間を作ろう。
春からは、
会いたい人に会って、
やりたいことをやってみよう、
と思っています。
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